おかゆの備忘録

ずぼらママのライフハック

専業主婦が「没頭できる趣味」を作る方法

こんにちは。第一子を妊娠中のおかゆです。

昔から漠然と「結婚したら子供は2人ほしい」と思って生きてきました。

でも専業主婦にはなりたくない。

社会からちゃんと必要とされたいし、自分で稼ぐ力も持っていたい。

 

そんな私の考えも、いざ結婚すると見事に打ち砕かれてしまいました。

スケジュールの読めない不妊治療。

流産で崩れるメンタル。

加齢・妊娠率低下による焦り。

ようやく妊娠できたと思ったら、つわり、逆流性食道炎、貧血、体調不良のオンパレード。

とても仕事を優先できる状況にはなく、正社員を辞め、短時間のパートも退職。

晴れて専業主婦となったのでした。

 

専業主婦は「つまらない」?

仕事が大好きだった私にとって、専業主婦は一言でいうと「つまらない」。

今どき便利な家電やレトルト食品もあるのに、家事を生きがいにするなんて無理。

何より「自分の働きが評価されてお給料が貰えること」の喜びを知ってしまった以上、お金を稼ぐこと以外に意味や楽しみを見出だせなくなっていました。

 

どうにか専業主婦としての日々を楽しむことはできないか?

いろんな事情で社会に出られなくても、せめて笑顔で過ごしたい。

そこで思い付いた解決策が、「没頭できる趣味」を作ることでした。

 

大人になると「没頭できる趣味」が見つからない?

子供の頃は、お金を稼いでいなくても自分なりに没頭できる趣味を持っていた気がします。

自由帳に漫画を描いたり、作詞作曲したり、アイドルごっこをしたり…。

大人になると、何故かこういう趣味が馬鹿らしく思えてしまうんですよね。

「それってお金にならないよね?」

「誰かの心を動かすほどの実力ある?」

「ないならやる意味ないし、時間の無駄。」

いつの間にか、純粋に「自分が楽しむ」ことを忘れて「誰かの役に立つ」ことばかり考えてしまう。

これは「成長」とも捉えられますが、見方を変えれば「退化」でもある。

私は「楽しむ力」を失いつつあるんだなと気が付きました。

 

「没頭できる趣味」を作るためのルール

趣味を作りたいけどイマイチやりがいを感じられない・続かない。

そんな状況を変えたくて、自分なりにルールを作ってみたんです。

するとやりたいことがどんどん湧いてきて、時間を忘れるほど毎日を楽しめるようになりました。

 

そのルールを紹介しますね。

 

1.稼ぐことを目的にしない

大人になると、ついお金を稼ぎたくなってしまうもの。

でも稼ぐことが目的になると、かなりの確率で「楽しむ気持ち」をないがしろにしてしまいがち。

純粋に趣味を作りたいのであれば、まずはお金の概念を頭から徹底的に排除することをおすすめします。

 

2.飽きたら辞めていい

楽しむことが目的なのに、継続することが目的になっていないか。

「継続」ってなんとなく響きが格好いいですし、粘り強く続けていれば専門性も身に付いて、あわよくば仕事にも活かせるかも…?

と、気が付けばまたお金のことを考えてしまう。(笑)

趣味なのだから、やりたい時にやればいいし、飽きたら辞めていい。

そんな風に気楽に取り組むからこそ「本当にやりたいこと」が見えてきます。

 

3.ランニングコストをかけない

これは何をやりたいかにもよりますが、基本的に趣味に使うツールは「無料」か「買い切り」にするのが良いと思います。

私の場合、趣味でAdobePhotoshopを使っていたのですが、使用するには月額費用がかかるんですよね。

つわりで数ヶ月ほどPhotoshopに触れない期間があり、かなり罪悪感もあって、解約するかどうか考えるのも苦痛でした。

結果として、代わりに類似ツールの「Affinity Photo」を買い切りで購入することで、罪悪感なく趣味を中止したり、また再開したりと、自分のペースで心から楽しめるようになりましたよ。

前の項目で触れた「2.飽きたら辞めていい」を気楽に実現するためにも、趣味にランニングコストはかけないことをおすすめします。

 

4.見返したとき思い出になること

「2.飽きたら辞めていい」で触れたように、趣味を無理に継続する必要はありません。

ただ辞めてしまった数年後、趣味の痕跡を見返したときに「あぁ、あの時これにハマってたなぁ…」と微笑ましくなる瞬間が来ればもう上出来だと思います。

それを誰かに笑いながら話せたりなんかしたら、さらにほんのりハッピーが上乗せされると思いませんか?

こういう少し遠い未来からの視点も持てたら、自分の趣味に意味ややりがいを見出だしやすくなるかもしれません。

 

5.社会復帰のときネタになること

これも少し遠い未来からの視点です。

目先の稼ぎではなく、長い目で見たときに、いつか社会復帰するタイミングが来るかもしれない。

そんなとき面接で「数年間、専業主婦をしていました」だけではあまり話が広がらず、印象にも残りませんよね…。

(もちろん掃除や料理、栄養管理などものすごくストイックに取り組んで来た人なら、上手く自己PRに繋げることもできると思いますが…)

趣味でやってきたことを通して、自分の性格や人柄、どんなことに興味関心を持っているのか、会社の人から知ってもらうきっかけになればいいな。

そんな気持ちで趣味を楽しむのもアリではないでしょうか?

 

「没頭できる趣味」を作って専業主婦を楽しもう

専業主婦は孤独です。

特に妊娠中は明日の体調も読めず、なかなか遠出もできない。

暇を持て余すと、体感時間も地獄のように長くなります。

だからこそ「時間を忘れるほど没頭できる趣味」を持つことは、一種の生活の知恵だと私は思うのです。

 

私と同じような悩みを持つ方が1人でも多く、楽しい専業主婦ライフを送れますように。